貨物室にて受託
Iberiaでは、短頭種および危険種とされるものを除く犬や猫の機内への持ち込みを許可しています。
Iberia便、Iberia Express便、Iberia Regional Air Nostrum便の貨物室に犬や猫をお預けになる場合、国際規範を満たすクレートに入れてください。
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耐久性素材で安全性に優れ、扉が開いてしまうことがないことを保証できる錠が付いていること。
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動物の大きさに合った快適な広さで、かつ自然な姿勢で立ったり、向きを変えたり横になったりすることができるもの。
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内外にペットを傷つけるおそれがある欠陥がなく、通気性が良いこと。
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クッション性のある素材や断熱性のあるマットによる防水対策を下敷きに入れ、航空機の床に直接接触しないようにしてください。
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それぞれが最大14 kgで同居に慣れている成獣2頭まで、または同じ出産で生まれた生後6か月までの動物3頭までを同じケースで運ぶことが許可されます。
許可される最大重量は45Kgであることにご注意ください(ペットとクレートの合計重量)。45 kgを超過する重量の場合、引き続きIberiaのフライトをご利用の際には、WOOF Airlinesからペットを輸送できます。
お乗り継ぎがある旅程の場合、乗り継ぎ時間が90分以上4時間以内であることをご確認ください。それ以外の場合は、ペットをお預けいただけません。
お時間に余裕を持ってご予約をお申し込みください。 空港係員にペットのお預かりに関する情報が届いていることが必要となります。 このため、ご予約便の出発予定時刻より48時間前までのペットお預けのご予約のみを承ります。ご予約時には、犬や猫の品種をお知らせください。
全区間のご予約が確認されてからのみ、お預けが許可されます。
クレートの数および大きさは、航空機のタイプに応じて制限されます。 Iberia Regional Air Nostrumun運航便では、最大で83cm x 65cm x 56cmまでのクレートが許可されます。
区間ごとのペットの貨物室お預かり料金
料金は空港にてのみお支払いいただけます
スペイン( カナリア諸島お便を除く)※ |
カナリア諸島、ヨーロッパ、 北アフリカと中東 |
アメリカとアジア |
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100€/120$/90£ | 145€/170$/130£ | 360€/435$/330£ |
(※)Iberia Express運航便の場合、料金は145€/170$/130£です。
機内への受け入れ
機内には、当社の予約センターから事前許可を取得した場合にのみ犬・猫・魚・亀(猛禽類を除く)をお持ち込みいただけます。
以下の要件を満たしていれば、ペットを機内にお持ち込みいただけます。 また、チェックインカウンターで要件を確認させていただき、スタッフにより対応するIATAの公式書面に記入する手続きを行う必要があります。
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キャリーケースまたは輸送用バッグを含めた最大重量が8kgであること。
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ケースの最大寸法が長さ45cm、幅35cm、高さ25cmであり、この3辺の合計が105cmを超えていないこと。
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キャリーケースは頑丈で通気性があり(4面の少なくとも16%)、防水加工が施された安全な底を備えていることが必要です。
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鳥類は、安全なロックがあり、餌や飲み物がこぼれない作りの耐性のあるケージでお持ち運びいただくこと。 また、ケースには常に覆いをかけてください。
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小型または体重が軽い同種の動物は、同じケースでお持ち運びいただけます。
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ペットは所有者によって責任を持ってご旅行いただき、周りのお客様にご迷惑がかからないようにご配慮ください。 また、機内ではキャリーバッグまたはケース内に常時留まるようにする必要があります。
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他のお客様や乗務員に不快感を与える可能性のある特性や悪臭などを伴う動物の持ち込みは、お断りさせていただくことがございます。
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保安上の理由から、非常口に対応する列のお座席でペットをお持ち込みいただくことはできません。
行程ごと(出発地 - 目的地)のペット機内お持ち込み料金
スペイン (カナリア諸島を除く) |
カナリア諸島、ヨーロッパ、北 アフリカ、中東 |
アメリカ とアジア |
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40ユーロ/50ドル/35ポンド | 60ユーロ/73ドル/55ポンド | 180ユーロ/210ドル/165ポンド |
料金は空港のみにてお支払いいただけます
貨物としての受け入れ
何らかの理由により機内またはお預け手荷物としてペットとのご旅行ができない場合には、貨物として輸送することもできます
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許容重量の45kg(動物の全体重とケースの合計)を超過する場合。
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目的国の国内法による動物の入国が制限される場合や貨物としての輸送のみが許可される場合。
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犬種または猫種が輸送制限の対象となる場合(危険種とみなされる場合や短頭品種の犬猫)。
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受け付けの対象外の動物である場合。
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ペットのみを輸送される場合。
いずれの場合においても、WOOF Airlinesまでお問い合わせいただくことができます。
法的制限および必要書類
ペットをお連れになるには、すべての法的要件を満たし、必要な書類を準備する必要があります。
スペイン国内での移動
スペイン国内のご旅行では、ペットパスポートは必須ではなく、公式の健康手帳をお持ちいただくことのみが必要となります。
スペインにおけるワクチン接種要件は狂犬病ワクチンのみに限定されており、一部の州では狂犬病ワクチンが義務付けられているのに対し、他の州では任意接種とされています。 お住まいの地域では義務付けられていないためにワクチン接種を受けていない場合、目的地へのご旅行にはそのワクチン接種が必要となるかをかかりつけの獣医師にご相談ください。
EU加盟国へのご旅行 (フィンランド、マルタ、英国を除く)。
ペット動物には以下の条項が記載されるパスポートを携帯することが必要となります。
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明確に判断できる刺青や電子標識機器 (マイクロチップ) で個体識別されていること。
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ワクチン接種や狂犬病ワクチンの再接種を受けていること。
月齢3カ月未満の動物の移動は、加盟国の保健当局による許可がある場合に認められます。ただし、出生地を離れず野生動物と接触していないことを認定する書類およびパスポートを添付するか、まだ離乳前であれば母親が同伴している場合に限ります。
フィンランド、マルタ、英国への輸送
その他のEU加盟国に関する規則に加え、上記の国々にペットをお連れになってのご旅行には以下の事項にご留意ください。
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フィンランド、マルタ、英国以外の国から犬をお連れになってご旅行される場合には、目的地へ到着する直前の120時間前 (5日前) ~ 24時間前までに条虫ワクチン接種を行ったことを証明する必要があります。
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IBERIAによる英国行き便における動物の輸送は引き続き許可されておりません。このため、IBERIAは英国行きでいかなる動物も受け付けできませんのでご了承ください。
英国出発・到着便でペットを輸送する場合には、WOOF Airlinesにお問い合わせになり、引き続きIberiaをご利用いただけます。
Iberia は現時点で、イギリスへの動物の輸送を許可されていません。 そのため、イギリスを目的地とするお客様には、ペットをお連れいただくことはできません。
他国から EU 諸国への緩和された条件での入国:
一部のヨーロッパ諸国 (アンドラ、アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、サン マリノ、スイス、バチカン) から EU 諸国へは、適用可能な国内法に従って入国が許可されます (フィンランド、マルタ、英国を除く)。
また、特定の狂犬病清浄国 (アンティグア・バーブーダ、アルゼンチン、アルバ、アセンション島、オーストラリア、バルバドス、バーレーン、ベラルーシ、バミューダ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、英領ヴァージン諸島、カナダ、ケイマン諸島、チリ、クロアチア、オランダ領アンティル諸島、フォークランド諸島、フィジー、仏領ポリネシア、香港、ジャマイカ、日本、マレーシア、モーリシャス、マヨット、メキシコ、モンセラト、ニュー カレドニア、ニュージーランド、ロシア連邦、セント ヘレナ、セントキッツ・ネイビス、サンピエール島およびミクロン島、セントビンセントおよびグレナディーン諸島、シンガポール、台湾、トリニダード・トバゴ、アラブ首長国連邦、米国、バヌアツ、ウォリス・フツナ諸島) からヨーロッパ諸国 (フィンランド、マルタ、英国を除く) へも、適用可能な国内法の規定を満たす有効な証明書があれば入国できます。
他国から EU 諸国へのその他の条件での入国:
上記に含まれていない、狂犬病について注意が必要な国々から入国する場合、ヨーロッパ諸国 (フィンランド、マルタ、英国を除く) への入国には、適用可能な国内法の規定を満たす証明書により、ペットが、製薬会社試験所の推奨に従って 1 回あたり少なくとも 1 抗原単位 (WHO 標準) の抗体ワクチンを使用した狂犬病のワクチン接種または (該当する場合は) 追加接種を受け、かつ少なくとも予防注射の 30 日後と移動の 3 か月前に、認定獣医師が採取したサンプルで中和抗体価を確認する血液検査を行い、結果が 0.5 IU/ml 以上であったことを証明する必要があります。
ペットの輸送に関してさらに詳しくは、IATA(英語のみでのご利用)をご覧ください。また、スペイン政府の農業,漁業食料省(スペイン語のみでのご利用)のウェブサイトも併せてご覧ください。
動物の入国が法律によって制約されている国
イギリス:ロンドン到着便では機内に動物(PETC)を持ち込むことは許可されません。また、ロンドン出発/到着便では動物をお預かり(AVIH)することはできません。 ただし、輸送あるいは商業貨物は許可されます。 貨物取扱業者にご相談のうえ、IAG 貨物をご予約ください。 IAG 貨物に直接ご予約いただくことはできません)。
英国に入国される際には、お客様がお連れする犬は英国環境・食糧・農村地域省(DEFRA)が定めるペットトラベルスキームの必要条件を満たす必要があります。
アイルランド:ダブリン出発便では貨物室にお預けの動物(AVIH)が許可されません。 ただし、輸送あるいは商業貨物は許可されます。
ブラジル: 所定の要件を満たす鳥のみ、お持ち込みいただけます。詳細情報.
アルゼンチン: ペットが病気を持たず、最大 1 年間有効な狂犬病の予防接種を受けていることを証明する、資格を持つ獣医師が発行したペットの健康診断書を担当官にご提示いただく必要があります。
パナマ: パナマ当局が要請する同国への犬や猫の入国に関するすべての要件をご覧ください。
カタール:ドーハ発着便では機内に動物を持ち込むこと(PETC)は許可されておらず、貨物室のみにお預けいただけます(AVIH)。 補助犬の場合のみ、機内への同伴が許可されます。
南アフリカ : 同国の出発便および到着便では、動物の機内持ち込みあるいはお手荷物としてお預けいただくことはできません。 別途に個人貨物または商用貨物として、現行法規則を準拠した上で輸送していただく必要があります。 詳細については、www.gov.za (英語のみ) をご覧ください。
動物の持ち込みに制限を設けている国や貨物としての輸送のみを許可している国の出入国で動物の輸送をお考えのお客様は、WOOF Airlinesまでお問い合わせください。
スペインで非シェンゲン協定国からのペットの入国審査が行われている空港
非シェンゲン協定国からスペインにペットをお連れのお客様は、到着空港が以下に示すスペイン農業食料環境省の許可空港のリストに含まれていることを確認してください。
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コラナ
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アリカンテ
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アルメリア
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バルセロナ
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ラス パルマス デ グラン カナリア
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マドリード・バラハス
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マラガ
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パルマ デ マヨルカ
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サンタンデール
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テネリフェ ノース
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テネリフェ スール
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バレンシア
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ビゴ
他の航空会社との乗り継ぎを伴う米国発着便
委託手荷物としてお預かりしたペット (AVIH) は、乗り継ぎの際、お客様が最終目的地への便に移動していただく必要があります。 お預けになったペット (AVIH) を乗り継ぎ空港で受け取った後、別の航空会社にお預けになり、別途運賃をお支払いください。 乗り継ぎを自動的に行うには、航空貨物としてペットを輸送する必要があります。
米国内のお乗り継ぎでペットを輸送する場合は、WOOF Airlinesまでお問い合わせください。
機内にお持ち込みになるペット (PETC) については、航空会社ごとに運賃をお支払いいただきます。
American Airlines は、ペットのチェックインについて独自の制限と規則を定めています。 機内にお連れになれるのは、盲導犬および探索/救助の任務で使われる捜索犬のみです。 お預かりするペットは、乗り継ぎの際、最終目的地までの便にチェックインできないことがあります。 American Airlines でのご旅行にペットをお連れになる場合は、このページの下にあるリンクから、各航空会社のウェブサイトで詳細をご確認ください。
各国の法令により、適用される料金、運賃、税金が異なることがあります。
イタチ科動物の輸送禁止
Iberiaでは、イタチ科の動物(フェレット、テンなど)の輸送は許可されません
イタチ科の動物を輸送する場合には、WOOF Airlinesまでお問い合わせください。
LEVELのIberia運航便
LEVELではペットおよび補助犬を機内に同伴してご旅行いただけます。必ず要件を満たし、規定の書面をお持ちいただくことが必要となります。これらのお申し込みの受け付け数には限りがございますので、ご予約センターより本サービスをご利用いただけるかについてご確認ください。
LEVELでのご旅行でペットを貨物室で輸送することをご希望のお客様は、WOOF Airlinesまでお問い合わせください。
Vuelingが運航するIberia便でご旅行の場合
げっ歯類の動物は機内にお持ち込みいただけず、また貨物室の動物(AVIH)としてお預かりさせていただくこともできません。 げっ歯類のペットをお連れの場合、またはペットを貨物室にお預けの場合には、輸送についてWOOF Airlinesまでお問い合わせください。
Vuelingが運航するIberia便でIberiaまたはIberia Regional運航便にお乗り継ぎのお客様には、Iberiaが設ける出発地から目的地までの料金がそのまま適用されます。 出発地から目的地までVuelingが運航するIberia便でご旅行の場合、またはVuelingが運航するIberia便にお乗り継ぎの場合、スペイン国内便では区間ごと、カナリア諸島発着便あるいは国際便では区間ごとにサービス料金が異なります。
危険種と考慮される犬種
Iberiaでは危険種として考慮される次の犬種を機内あるいは貨物室でお預かりできません。
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ピット・ブル・テリア、スタッフォードシャー・ブル・テリア、アメリカン・スタッフォードシャー・テリア、ロットワイラー、ドゴ・アルヘンティーノ、ドーベルマン、ブラジリアン・ガードドッグ、土佐犬、秋田犬。
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また、体型、筋肉質、体高、体重によっても同様の取扱いとなります。
ペットをお連れのご旅行で、危険種に分類される犬種の場合には、輸送についてWOOF Airlinesまでお問い合わせください。
特別なケアが必要な種:短頭種
短頭種の動物とは、鼻面が過度に短く平坦で、頭の横幅が相対的に広い犬および猫のことを指します。
お客様のペットのケアの重要性を認識し、一部の種の犬および猫については、ストレス環境または高温下に置かれると熱中症や呼吸障害を引き起こすリスクが高まるため、貨物室にお預かりしての輸送はできかねます。 お客様のペットが上記のいずれかに該当する場合、客室へのお持ち込みの条件を満たす場合に限り、機内へ持ち込んでお連れいただくことが可能です。
以下の種がこれに該当します。
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犬: アーフェンピンシャー、ボストンテリア、ボクサー(すべての犬種)、ブルマスティフ、ブルドッグ(すべての犬種)、イタリアン・コルソ・ドック、パグ(すべての犬種)、キャバリア・スパニエル、チワワ、チン、チャウチャウ、ボルドー・マスティフ、ブリュッセル・グリフォン、ジャパニーズ・スパニエル、キング・チャールズ・スパニエル、ラサ・アプソ、マルチーズ、マスティフ、ペキニーズ、ミニチュアピンシャー、ピット・ブル、プレサ・カナリオ、セント・バーナード、シャー・ペイ、シーズー、イングリッシュ・コッカー・スパニエル、チベタン・スパニエル、ヨークシャー・テリア。
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猫: バーミーズ、エキゾチックショートヘア、ヒマラヤン、ペルシャ。
短頭種の犬または猫をお連れの場合は、輸送についてWOOF Airlinesまでお問い合わせください。
重要ポイント
- ペットは機内にお連れになるか、委託手荷物としてお預かりします
- ケージまたは輸送ボックスを含めた重量が 8 kg 以下の場合は、機内にお連れいただけます
- 法律に定められたすべての書類と許可を必ずお持ちください
- 予約オフィスの承諾をお取りください
- 適切なケージまたは輸送ボックスにペットをご収納ください